与願印

与願印

与願印は仏が衆生の祈願に応じて一切を円満に導く仕草の印相です。与願印は、早期のインドでは比較的少なかったのですが、後に中央アジアや中国で大量に出現しました。その形式は浄土思想と関連があり、目下殆どが阿彌陀佛の印相です。南北朝時代には、常に「施無畏印」と併用されていました。

TOP