創立理念

主旨
宗旨を弘め人々の心を浄化するため「仏法の芸術化」に取り組み、仏教の歴史と文化を保存し、さらには研究を継承し、仏教の貴重な文化資産が持つ力を発揮させることで、芸術をもって世を感化することを目指す。
使命
一、展示と教育を通じ、仏教芸術の「相を以て法を表する」の特質を発揮させ、人々を啓発し仏法の門へと導く。
二、博物館を通じ、文化と学術の交流を促進し、仏教文化芸術を押し広める。
三、仏教と貴重な歴史・文化資産を収集、保存、研究、展示する。
理念
中台世界博物館の創設者――惟覚和尚は仏法の慈悲行願を理念に、仏法の教育化、学術化、芸術化、科学化、生活化など仏法の五化運動を推進し、仏法の慈悲と知恵を広めようと願いました。「中台世界博物館」の設立は、仏法の芸術化を体現させる取り組みであり、「芸術を以て世を感化」を実践する場とします。創設者が博物館に対して提示した理念――「仏法を弘め、歴史、文化、教育、芸術を保存」及び仏教に対する責任と信心を守ります。仏教の芸術文化の展示を通じて歴史を紹介し、人々の仏教への理解を深め、信心の芽生えを促し、仏法の知恵、慈悲、平等の精神を有縁の衆生の心に伝えます。
「中台世界」とは、事の面から言えば開山住職の惟覚安公和尚が建立された中台禅寺及び国内外一〇八の精舎、普台小学校、中学校、高校、中台世界博物館を指します。理の面では中台は中道実相の霊台です。即ち如来知恵徳相であり、人々が具足する清浄な覚性でもあります。中台世界博物館の落成は、仏教芸術の殿堂の完成だけでなく、仏教の歴史や文化を保存する揺るぎない城の完成をも意味します。中台世界博物館は社会衆生の心を浄化し、知恵を交流させることのできる開かれた場となることを目指します。
TOP