過去の展覧会

2016.8.13~2020.1.5
黄檗家風
日本黄檗宗禅師書画特別展
昔日の臨済、今朝の黄檗、両地に花開き、馨香堂に満つる。「黄蘖宗」は日本における仏教の宗派である。一六五四年、福建黄檗山満福禅寺の臨済宗の僧-隠元隆琦が、日本長崎興福寺の四度にわたる招請を受け、日本に渡り弘法した。
一六六一年、京都に黄檗山満福禅寺を開創。臨済宗の宗風を弘め、後に日本における 「黄檗宗」の確立を促した。
昔日の臨済、今朝の黄檗、両地に花開き、馨香堂に満つる。「黄蘖宗」は日本における仏教の宗派である。一六五四年、福建黄檗山満福禅寺の臨済宗の僧-隠元隆琦が、日本長崎興福寺の四度にわたる招請を受け、日本に渡り弘法した。
一六六一年、京都に黄檗山満福禅寺を開創。臨済宗の宗風を弘め、後に日本における 「黄檗宗」の確立を促した。

2013.11.2~2015.10.18
万法帰宗
隋唐長安における仏教諸宗の興隆をたどる特別展
隋唐時代は、統一された帝国を築き、文武両道の隆盛を極め、中国仏教史に輝かしい一章を刻みました。宗派の発展、経典の翻訳、仏教美術、寺院の建立、僧尼の数など、あらゆる面で前例のない発展を遂げました。特別展「諸法帰根」では、西安碑林から中台禅寺に寄贈された1273組の拓本から、中国における大乗仏教の八大宗派と隋唐時代の四合院の実践に関する碑文の拓本を厳選して展示します。また、中台禅寺が所蔵する隋唐仏教の遺物や経典の中から、千年の歴史を持つ宝物139点も展示されます。本展は、「正智――八宗派の伝播」「観智――四衆の実践」「本智――書道の起源と発展」の3つのテーマに分かれており、隋唐代における仏教各宗派の隆盛を記録し、再現することで、仏・法・僧の三位一体を紹介しています。さらに、隋唐代長安仏教寺院分布模型は、当時の長安108街区に点在する数多くの寺院の繁栄の様子を再現しています。
隋唐時代は、統一された帝国を築き、文武両道の隆盛を極め、中国仏教史に輝かしい一章を刻みました。宗派の発展、経典の翻訳、仏教美術、寺院の建立、僧尼の数など、あらゆる面で前例のない発展を遂げました。特別展「諸法帰根」では、西安碑林から中台禅寺に寄贈された1273組の拓本から、中国における大乗仏教の八大宗派と隋唐時代の四合院の実践に関する碑文の拓本を厳選して展示します。また、中台禅寺が所蔵する隋唐仏教の遺物や経典の中から、千年の歴史を持つ宝物139点も展示されます。本展は、「正智――八宗派の伝播」「観智――四衆の実践」「本智――書道の起源と発展」の3つのテーマに分かれており、隋唐代における仏教各宗派の隆盛を記録し、再現することで、仏・法・僧の三位一体を紹介しています。さらに、隋唐代長安仏教寺院分布模型は、当時の長安108街区に点在する数多くの寺院の繁栄の様子を再現しています。

2010.9.18~2013.8.19
石墨の真宝
西安碑林博物館碑拓特展
西安碑林(せいあんひりん)は、北宋の哲宗・元祐2年(1087年)に創建されました。現在、所蔵されている石刻はおよそ四千余基にのぼり、その年代は二千年以上にわたります。華夏文化の精髄を一堂に集めたこの碑林は、古くから「経史の宝庫・書法の源泉」として、国内外に広く知られています。
今回の「西安碑林碑拓特別展」では、西安碑林博物館より中台禅寺に寄贈された千点に及ぶ碑刻拓本の中から、代表的な108点の精品を厳選して展示します。展示内容には、儒家の石経拓本、文廟の修復や教育関連の碑刻、そして王羲之・王献之・虞世南・欧陽修・顔真卿・柳公権・蘇軾・宋徽宗・清の康熙帝といった名家による刻石の拓本などが含まれています。さらに、仏教寺院碑・祖師碑記、《熹平石経》《開成石経》《集王聖教序》《大秦景教流行中国碑》といった原碑の拓本も展示されます。これらの原碑の多くは、中国大陸における国家一級文物です。
西安碑林(せいあんひりん)は、北宋の哲宗・元祐2年(1087年)に創建されました。現在、所蔵されている石刻はおよそ四千余基にのぼり、その年代は二千年以上にわたります。華夏文化の精髄を一堂に集めたこの碑林は、古くから「経史の宝庫・書法の源泉」として、国内外に広く知られています。
今回の「西安碑林碑拓特別展」では、西安碑林博物館より中台禅寺に寄贈された千点に及ぶ碑刻拓本の中から、代表的な108点の精品を厳選して展示します。展示内容には、儒家の石経拓本、文廟の修復や教育関連の碑刻、そして王羲之・王献之・虞世南・欧陽修・顔真卿・柳公権・蘇軾・宋徽宗・清の康熙帝といった名家による刻石の拓本などが含まれています。さらに、仏教寺院碑・祖師碑記、《熹平石経》《開成石経》《集王聖教序》《大秦景教流行中国碑》といった原碑の拓本も展示されます。これらの原碑の多くは、中国大陸における国家一級文物です。

2010.5.1~2010.8.8
煙霞供養
館蔵仏教絵画および伝統書画展
中国書画は、華夏民族の大義、懐抱、そして信仰を受け継ぎ、筆と墨の交わりの中に、霞のような光彩と象を超えた風骨の格調を表現しています。筆墨紙硯の世界では、文人墨客たちは自らの胸中の逸気や生活の感悟を作品に託し、世に示し、人々と共有してきました。したがって、書画には菩薩の布施供養に通じる慈悲の妙意も内包されているのです。
今回の「館蔵仏教絵画および伝統書画展」では、伝統書画、台湾の先賢による書画、文房雅石、そして仏教絵画など、多様な作品を展示いたします。時代は五代から近現代にまで及び、豊富な作品群をご覧いただけます。歴代の文雅な儒士たちの自在な筆致を、ぜひ館にてご鑑賞ください。
中国書画は、華夏民族の大義、懐抱、そして信仰を受け継ぎ、筆と墨の交わりの中に、霞のような光彩と象を超えた風骨の格調を表現しています。筆墨紙硯の世界では、文人墨客たちは自らの胸中の逸気や生活の感悟を作品に託し、世に示し、人々と共有してきました。したがって、書画には菩薩の布施供養に通じる慈悲の妙意も内包されているのです。
今回の「館蔵仏教絵画および伝統書画展」では、伝統書画、台湾の先賢による書画、文房雅石、そして仏教絵画など、多様な作品を展示いたします。時代は五代から近現代にまで及び、豊富な作品群をご覧いただけます。歴代の文雅な儒士たちの自在な筆致を、ぜひ館にてご鑑賞ください。

2009.10.3~2010.3.14
地涌天宝
心を癒す芸術――呉越国の銭王が遺した神秘の宝
開館を記念して、最初の特別展として本館と浙江省博物館が共同で開催する「地湧天寶──心を癒す芸術:呉越国銭王の神秘の宝蔵」展を一般公開いたします。
今回の特別展では、五代・呉越国時代の精巧な文物を中心に展示します。展示品には雷峰塔遺跡からの出土品、浙江省内に現存する二十数基の阿育王塔、敦煌蔵経洞の写経および江南地域の経巻など、合計110件の文物が含まれています。
本館3階全体を本展の展示エリアとして構成し、阿育王塔エリア、雷峰塔遺跡出土文物エリア、仏教経巻エリアの三つの展示室に分かれて、テーマ別に展示します。
本展では、呉越国時代における仏教の隆盛を余すところなくご覧いただけます。ぜひご期待ください!
開館を記念して、最初の特別展として本館と浙江省博物館が共同で開催する「地湧天寶──心を癒す芸術:呉越国銭王の神秘の宝蔵」展を一般公開いたします。
今回の特別展では、五代・呉越国時代の精巧な文物を中心に展示します。展示品には雷峰塔遺跡からの出土品、浙江省内に現存する二十数基の阿育王塔、敦煌蔵経洞の写経および江南地域の経巻など、合計110件の文物が含まれています。
本館3階全体を本展の展示エリアとして構成し、阿育王塔エリア、雷峰塔遺跡出土文物エリア、仏教経巻エリアの三つの展示室に分かれて、テーマ別に展示します。
本展では、呉越国時代における仏教の隆盛を余すところなくご覧いただけます。ぜひご期待ください!
