半跏思惟坐

半跏思惟坐

半跏思惟坐は、台座に座り、片方の足を台座にのせ、もう一方の足は垂下します。片手を軽く頬に触れ、頭部を下げて身体をやや傾け、瞑想にふけっている姿です。半跏思惟坐はインドには見られず、中国南北朝時代に流行した形で、その意義は、一つは仏が菩薩だった頃、衆生の苦しみを思惟した造像であり、もう一つは弥勒菩薩の思惟像であるとされています。

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