張武拓等造立仏碑像
張武拓等造立仏碑像
唐
632 C.E.
石灰岩
143 cm
101D 千載豊碑-碑像と仏教拓本
632 C.E.
石灰岩
143 cm
101D 千載豊碑-碑像と仏教拓本
本碑像は貞観六年の唐代初期に造立されたもので、北魏の遺風を留めている。上下に龕があり、碑首には仏塔を頂いた福獣面を配し、仏塔の傍らに化仏が彫られ、左右の飛天は手に流蘇を持ち、二匹の龍が舞っている。しかし、北朝の作品に見られた威厳的な風格はない。上龕に半跏趺坐した弥勒菩薩、主龕に仏五尊象が彫られている。下方には唐代初期の典型的な楷書体で銘文が刻まれ、文字は整然として美しく、力強さの中に英気がみなぎり、唐初における仏碑の代表作である。






