王俟尼等造立仏碑像

王俟尼等造立仏碑像

西魏

551 C.E.

頁岩

192.9 cm

101D 千載豊碑-碑像と仏教拓本
北朝時代の特色を存分に備えた碑像。碑体の四面に彫刻が施され、正面の碑首には二匹の龍が絡み合い、上方の仏龕には交脚の菩薩像、主龕には方形の台座に結跏趺坐した仏が仮の姿で説法をしている。傍らには弟子、菩薩、供養菩薩の六尊がおり、仏龕下方では象が宝輦を担ぎ、地神が博山炉を掲げている。象の口から吐き出された蓮花は上へ向かって繁茂し、両側に獅子と供養比丘が見られる。左右に立つ護法神は西域異民族のような姿をしており、中国と西洋の文化・芸術の融合が見て取れる。
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