2017/06/20 人材育成の世紀、火花の千年―普通話専門教育チーム「遼寧を語る」訪問記
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2017/06/20 人材育成の世紀、火花の千年―普通話専門教育チーム「遼寧を語る」訪問記

スピーカー:中台禅寺女性部エグゼクティブディレクター
ジャンケン師匠
人材育成に1世紀、炎を燃やす千年!6月20日、プタイ専門教育チームは両校の校長に率いられ、中台世界博物館を訪れ、千年の時空を旅しながら、力強くも素朴な遼時代の遺物と対話しました。
20日午後、普台高校と付属中学校の林秋輝校長、普台小学校の蔡春和校長が、普台教育チームを率いて中台世界博物館を視察しました。普段は教育に尽力している普台教育チームは、中台禅寺の女性執行長である簡建老師の生き生きとした指導と詳しい説明の下、「遼代仏教文物特別講義」を通して、悠久の歴史に深く秘められた野呂遼と仏教の長年にわたる繋がりを探ることができました。さらに、中台世界博物館所蔵の遼代の仏像や菩薩像、工芸品を現地ガイド付きで見学し、契丹文字や仏像の姿、裳裾の文様など多様な側面から、10世紀から13世紀にかけて北方草原地帯を放浪した遊牧民の独特な仏教芸術様式をじっくりと鑑賞しました。
仏教の教えの香りが契丹にまで広がる。
二百余年続いた遼王朝は、仏教の教義を尊び、華厳宗を崇め、多くの塔や寺院を建立し、仏教文化を興隆させました。独特の仏像・菩薩像の作風は、唐宋代漢民族の慈悲深く、豊満な仏教美術様式を受け継ぐだけでなく、北方少数民族の大胆な精神と素朴な風格も取り入れ、後世にかけがえのない重要な文化遺産を残しました。中台世界博物館は、本館と遼金木彫館を合わせ、豊かで多様なコレクションを誇ります。本館では主に遼王朝の石彫と金銅仏を、後者では遼金時代の木彫仏像数十体を展示し、人々に遼王朝の文物と仏教美術の様相を垣間見ることができます。
「遼東を語る」ツアーは、千年前の契丹族の文化的背景に関する豊かで興味深い講演から始まりました。人材育成に携わる教師たちは、契丹族が残した遺物を通して、遊牧民の力強く力強い特徴と漢民族文化が融合した仏像や菩薩像に出会いました。これは感動の波紋を呼んだだけでなく、歴史の記録を超えて、野呂遼王朝が華北の仏教芸術に輝かしい一ページを刻んだことを改めて認識させてくれました。ガイドツアーを終えた参加者は、文化、芸術、歴史、そして仏教への理解を深め、充実した気持ちで、またいつか訪れる機会を心待ちにしていました。


アクティビティ体験
普台高校学務課副課長の慧沁怡氏は、短い午後を過ごし、参加者たちに遼朝200年の歴史を案内し、数千年にわたり受け継がれてきた仏像を鑑賞しました。参加者たちは仏教を通して千年前の遼の人々と繋がり、師の過去と現在に関する深い知識を称賛しました。「カタイ」という言葉の真の意味は「契丹」であることも分かりました。契丹国がかつて非常に繁栄していたため、「カタイ」は中世ヨーロッパ人が中国を呼ぶ際にも使われました。
普台高校音楽センター長の許玉裳さんは、今回の訪問で多くのことを学びました。仏教遺物の探究だけでなく、遼王朝と漢王朝の融合と包摂の文化を体験しました。遼王朝は文学と絵画において高い業績を残し、仏教を深く尊び、多くの仏像を制作しました。彼女は再び訪れる機会を心待ちにしています。
普台高校英語教師 / 羅志傑 遼代の彫刻の独特な作風は、唐代の彫刻の特徴である慈愛に満ちた眼差しと豊かな頬に、遊牧民の武勇が融合し、美的経験の継承と時空の必然的な変化を反映しています。言い換えれば、革新は伝統の土壌の真髄から生まれ、華やかで色彩豊かな花を咲かせるのです。
普台高校日本語教師/田一新:中台世界博物館の仏教遺物は歴史の奔流の縮図のようで、私たちを時空を超えて仏教の歴史の証人へと連れて行ってくれるだけでなく、中台世界博物館で開祖が仏教の五変をどのように体現したかを深く理解させてくれます。
