厳秦立碑

厳秦立碑



779 C.E.

紙本拓本

182 cm

302D 時代書魂-歴代書法拓本
顔勤礼碑は顔真卿が七十一歳のとき、曽祖父の顔勤礼のために建碑したもの。一九二二年に長安旧蕃廨跡地から出土し、断裂しているものの文字はほぼ完全に保存されており、晩年の成熟した顔書である。書風は円筆で篆意があり、力強く重厚。全体的に盛唐の気風を呈し、雄渾かつ優雅であり、規律のある荘重な趣である。力強く濃密でありながら、剛健な中にも典雅な趣を失わず、豊かな筆意と堂々とした気勢はまさに入神の域である。
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